廃棄工程まで見据えた設計思想が生んだ、実用新案取得の固定技術
梱包資材の廃棄時に発生する金属・樹脂の分別作業は、製造現場における見えないコストのひとつです。山貴工業株式会社はこの課題を解決するため、金属ビスを一切使わずに部材を固定できる独自構造を開発し、実用新案として登録しました。使用後の処理工程が大幅に簡略化されることで、廃棄コストの削減と現場作業の効率化を同時に達成できます。
廃棄処理の利便性だけでなく、樹脂固定のみで輸送中の振動・衝撃・積み重ね荷重に耐えられる十分な強度を備えており、機能性と環境性能を兼ね備えたこの技術が製造現場での高い支持につながっています。
試作から量産まで、素材と用途を横断する柔軟な一貫製造体制
通い箱の中材・仕切り材・緩衝材など、用途に応じた多彩な形状の梱包資材を、硬質・軟質樹脂から鉄材・鋼材まで幅広い素材で製作しています。製品特性・輸送条件・保管環境を丁寧にヒアリングしたうえで素材の種類・厚み・固定方法を細部まで検討し、現場での扱いやすさとリサイクル対応を両立した仕様を一から組み上げます。
試作品を実際の現場へ持ち込んで作業性と耐久性を検証してから量産へ移行するプロセスにより、品質の安定と納期の確実な遵守を実現しており、小ロット試作から本格量産まで生産計画に沿った柔軟なスケジュール対応が可能です。
積載効率・軽量化・標準化を駆使した、トータルコスト削減の提案
梱包資材の設計は製品を守るだけでなく、輸送費・材料費・現場の作業時間といったコスト全体に大きな影響を与えます。積載効率を高める構造設計・部材の標準化による調達コストの圧縮・軽量化による輸送負担の軽減を組み合わせ、総合的なコスト最適化を実現する提案を行うことが山貴工業株式会社の強みのひとつです。
自動車部品・精密機械・電機分野など多岐にわたる業種での実績を活かし、納品後も定期的な現場訪問と数値による効果検証を通じて改善策をフィードバックし続けることで、破損率の低減と作業効率の向上という具体的な成果をお客様の現場に届けています。
東海エリアを面でカバーする供給体制と、現場に根ざした訪問型対応
愛知県半田市を拠点に、豊田市・刈谷市など県内製造業の集積地から三重県の四日市市・桑名市まで東海エリア全域へ対応しており、自動車産業をはじめとする多くの製造業との信頼関係を長年にわたって築いてきました。電話やメールだけでは伝わりにくい細かな寸法・輸送環境・作業条件を把握するため、お客様の製造現場や物流拠点へ直接足を運ぶ訪問型の対応を基本方針としています。
平成16年の創立以来積み上げてきた経験と技術力を礎に、特注仕様にも積極的に対応する製造体制を整えた山貴工業株式会社は、東海エリアの製造現場における梱包資材の課題解決を一貫してサポートし続けています。

